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算数教育や図形パズルの導入として人気のタングラム。子どもの思考力や想像力により遊びは何通りにも広がり、遊びを通して手指の巧緻性や創造力などさまざまな力が育まれます。
この記事では、色や素材にいろいろな特徴を持った、編集部おすすめのタングラムや選び方のポイントなどをまとめています。
ぜひこの記事を参考に、「遊びたい!」と思えるタングラムを見つけてみてください!
この記事を書いた人:くまなかこ
・保育士、幼稚園教諭二種免許を保有
・保育雑誌や児童書の編集者を経て独立
・保育園や幼稚園80園以上の取材を経験
・4歳娘の母でありフリーランスエディター
・月間100本以上のメディア編集・執筆を担当
タングラムとは
タングラムとは、三角形や四角形などのさまざまな形のピースを組み合わせ、いろいろな形を作る図形パズルの総称です。
タングラムは大人にとっても難しい問題もあります。編集部も挑戦しましたが、シルエットでは正解にたどり着けませんでした。家族揃って楽しめるのもタングラムならではの魅力ですね。
タングラムと一言でいっても、ピースの数や素材、図形の種類、色などは多種多様です。ここでは代表的な3つのタングラムの種類と、選ぶ際のポイントを解説します。
タングラムの種類
タングラムの種類は3種類あります。以下のタブをクリックすると読むことができます。
最もベーシックなタングラムは7ピースで構成されています。正方形を7つのパーツに切り分け、できた形を組み合わせて例題の形を作る遊び方が基本です。
この7ピースのタングラムの歴史は古く、紀元前2000年頃に中国で考案されたと言われています。正方形や平行四辺形、二等辺三角形など、図形の基本となる形を使って遊ぶうちに、自然と図形感覚が養われます。
タングラムの選び方
タングラムはどの商品も似ています。もし、どんなタングラムを買えばいいか分からないときは、どんな目的でタングラムを遊ばせたいかで選ぶと良いでしょう。
タングラムには、パターンカードやガイドボードと呼ばれる問題集が付属しているものが多いです。問題集は形を見立てて作れるようにイラストが描かれているなど工夫されていて、使う図形やピースの数により難易度もそれぞれ異なります。
小さい子どもから大人までチャレンジでき、問題の種類も幅広く、すべてクリアしたらネットから追加で問題をダウンロードすることも可能です。問題数を重視してタングラムを選びたいときは、問題集の数が充実しているかどうか、付属品のチェックをしてみましょう。
大切なのは、「タングラムって面白そう!」と子どもに興味を持ってもらうこと。子どもの興味関心を引き立てられれば、おのずと遊びは広がるはずです。
タイプ別おすすめタングラム紹介
タングラムはさまざまなメーカーから数多くのものが販売されています。たくさんありすぎて、どれを選べば良いか迷ってしまうママパパも多いでしょう。
ここでは、ピースや見た目で分類したおすすめのタングラムをカテゴリーごとに紹介します。子どもの成長や興味に合わせて、お気に入りのタングラムを選んでみてください。
基本の7ピースのタングラム
マルチパターンで創造性を引き出すSHAPES PUZZLE
SHAPES PUZZLE |
¥1,460~(税込) |
対象年齢:3~8歳 |
ピース数:7 |
素材:木製 |
ケースのサイズ: 17x12x3cm / 6.69×4.72×1.18inch |
持ち運べるサイズでパターンが充実 |
60枚のインストラクションカードにより120パターンのタングラムが楽しめます。収納ボックスもあり、色鮮やかな配色が特徴。環境保護素材のため、安全性が高いのもうれしいポイントです。
アプリと連動した最新のARタングラム
ARタングラム |
¥6,000(税込) |
対象年齢:記載なし |
ピース数:7 |
素材:ブナ原木、水性ペイント |
ケースのサイズ: W135mm×D80mm×H320mm |
ARメタバース技術を採用したアプリ連動型 |
ARの技術を使い、タングラムとアプリを連動させています。問題はスマートフォンやタブレットがあれば表示でき、レベルを選べるので子どもから大人の脳トレまで幅広く遊ぶことができます。
モンテッソーリ向きの木製パターンブロックセット
木製パターンブロックセット/Almencla |
¥1,050(税込) |
対象年齢:3歳以上 |
ピース数:7 |
素材:木製 |
ケースのサイズ: 14cmx14cmx1cm/5.50×5.51x1inch |
高級木材使用で自然な風合いが楽しめる |
高級木材で作られ、滑らかな手触りのパーツが特徴です。モンテッソーリ教育としても活用でき、形や色、想像力、創造性を高めながら、夢中になって取り組めます。
四角形を分割したかつのうタングラム
かつのうタングラム/ハナヤマ |
¥1,430~(税込) |
対象年齢:6~100歳 |
ピース数:7 |
素材:ブナ |
ケースのサイズ: 2 x 15 x 12 cm |
ピースが落ちないから持ち運びしやすい |
120問の問題集がついていて、四角形を分割して作った7つの板を組み合わせて楽しめます。対象年齢が6~100歳と幅広いので、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に遊んでもいいですね。
240パターン立てても遊べるタングラム
タングラム |
¥3,199(税込) |
対象年齢:3歳以上 |
ピース数:7 |
素材:不明 |
ケースのサイズ: 不明 |
折りたたみ式で収納がしやすい |
折りたたみのボードにマグネットのついたタングラムを貼りつけて遊べます。磁気が強いのでボードを立てても使用でき、作った形をキープできます。表面はなめらかなでバリがので、扱いやすいのもポイントです。
これぞタングラムの王道くもんのNEWタングラム
NEWたんぐらむ/くもん出版 |
¥2,173~(税込) |
対象年齢:3歳以上 |
ピース数:7 |
素材:木製 |
ケースのサイズ: W14.5×H3.2×D14.5cm |
穴はめ形式でピースの大きさや形も種類豊富 |
四角形や三角形のほか、台形や平行四辺形などさまざまな形があり、最小2ピースからステップアップして遊べます。簡単に遊べるため、つまずきにくいです。ガイドボードは穴があけられていて、そこにはめる形で置く形式なので、正解・不正解がわかりやすいのもメリットです。
これぞタングラムの王道くもんのNEWタングラム
100てんキッズ ステップタングラム |
¥2,200(税込) |
対象年齢:3歳以上 |
ピース数:7 |
素材:木製 |
ケースのサイズ: 21.9 x 17.8 x 3.6 cm |
小学校受験の名門塾「こぐま会」のブランド品 |
「こぐま会」と幻冬舎がコラボレーションして作られた質の高いタングラムです。図形の選択や分割、構成が遊びながら身につきます。魚や猫など、見立てを楽しみながら見本帳に描かれたパターンを作成していきます。
名前入りの世界で1つのタングラムで遊べる
木製タングラム |
¥4,400(税込) |
対象年齢:3歳以上 |
ピース数:7 |
素材:木製 |
ケースのサイズ: 178mm×140mm×20mm |
名前が入れられるからギフトにもぴったり |
24種類のおすすめのデザインから選ぶだけで、オシャレな名前入りのタングラムが作成できます。優しい風合いの木製パーツとケースがついています。30パターンのガイドがついていて、QRコードから追加パターンの取得も可能です。
色彩鮮やかなブロックタイプの3D-Legespiel Tangram-Würfel
3D-Legespiel Tangram-Würfel |
¥6,160(税込) |
対象年齢:3歳以上 |
ピース数:7×3 |
素材:木材 |
ケースのサイズ: 記載なし |
ドイツの有名玩具メーカーHABAが手掛けたカラフルな立方体のタングラム |
平面的なタングラムが多い中、HABAのタングラムは7×3個の立方体を使ってパターンを作成します。すべて積むと10cmの立方体ができあがるなど、他のタングラムにはない、つみきのような遊び方も楽しめます。
100ピース超えの大容量タングラム/パターンブロックス
250ピースのカラフルなパターンブロックス
パターンブロックス |
¥4,840~(税込) |
対象年齢:3歳以上 |
ピース数:250 |
素材:不明 |
ケースのサイズ: 18 x 18 x 18 cm |
ドイツの有名玩具メーカーHABAが手掛けたカラフルな立方体のタングラム |
台形や六角形を含むパーツが250個入った海外製の大容量のタングラム。筒状の収納ボックスにはパターンの見本も記載されています。
小さめのフォルムで平面でも立体でも遊べるパターンブロックス ハーフトライアルセット
パターンブロックス ハーフトライアルセット |
¥4,400(税込) |
対象年齢:3~10歳 |
ピース数:6種類計125個 |
素材:ブナ |
ケースのサイズ: 記載なし |
程よい厚みがあり平面と立体の双方で楽しめる |
赤、黄、青、緑、着色なしのシンプルな色構成に、三角形や六角形などの6種類の形が組み合わさったタングラムです。パターンブックに描かれた見本は実際にパーツの大きさと同じなので、作りやすくなっています。厚みがあるので立体的にも楽しめるのがうれしい。
小学校の算数につながるPlastic Pattern Blocks
Plastic Pattern Blocks |
¥4,598(税込) |
対象年齢:6歳以上 |
ピース数:250個 |
素材:プラスチック |
ケースのサイズ: 幅 16cm x 高さ 13cm x 奥行 16cm |
パーツのすべての角度が30°の倍数でできていて組み合わせを楽しめる |
アメリカで開発され、日本でも小学校の算数教材として導入されています。正三角形、正方形、ひし形、平行四辺形、台形、正六角形の6種類のパーツからなり、蓋つきのプラスチックケースは出し入れしやすく片づけも簡単です。
すべての角が30°でできていて美しい図形が作れるパターンブロック
パターンブロック |
¥4,950(税込) |
対象年齢:3歳~ |
ピース数:6種類250 |
素材:木製 |
ケースのサイズ: 16.4 x 16.2 x 16.2 cm |
30°で統一されたパーツで簡単に美しい図形が作れる工夫が満載 |
緑色正三角形、赤色台形、木目平行四辺形、青色ひし形が50個、黄色六角形、オレンジ色正方形25個が入った線の美しさが特徴のタングラム。持ち運びに便利なキューブボックスつきなので、大容量でも収納に困りません。
イラストと型紙で視覚的に楽しめるクリエイティブシェイプパズル
クリエイティブシェイプパズル |
¥1,462~(税込) |
対象年齢:6歳以上 |
ピース数:180 |
素材:木製 |
ケースのサイズ: 25 x 22 x 4 cm |
見立て遊びが楽しめる豊富なパターン図 |
高品質な木材を使用し、無臭で頑丈なパーツが特徴です。平面的で裏表にイラストが描かれた48枚のパターン図を作って楽しめます。
見た目がきれいなタングラム
カラフルなアクリルピースがオシャレなアクリルパターンブロックス
アクリルパターンブロックス&タングラム |
¥4,670(税込) |
対象年齢:3~5歳 |
ピース数:パターンブロックス48枚+タングラム7枚 |
素材:アクリル |
ケースのサイズ: 不明 |
半透明な色合いがキレイで2つの楽しみ方で遊べる |
かわいらしいアクリルピースは、眺めているだけでも楽しめます。1つでパターンブロックスとタングラムの2つの遊び方ができ、ボードの表裏で遊び方を選ぶことが可能です。
3D立体マグネットで想像力を掻き立てるMs.0 3D タングラム
Ms.0 3D タングラム |
¥2,000~(税込) |
対象年齢:6歳以上 |
ピース数:9 |
素材:不明 |
ケースのサイズ: 26.7 x 24.5 x 4.2 cm |
マグネットを組み合わせて立体的に楽しめる |
3D立体マグネットで構成されたパーツを組み合わせて、平面でも立体でも遊べるタングラムです。55パターンのお題カードが付属していて、思考力や問題解決能力が育まれます。
7種のスキルボードを組み合わせた3Dマグネットタングラム
3Dマグネットタングラム |
¥1,980(税込) |
対象年齢:不明 |
ピース数:7 |
素材:不明 |
ケースのサイズ: 10.6 x 10.6 x 2.6 cm |
マグネット内蔵で付け替えや外すのが簡単 |
カラフルな7種のスキルボードにはマグネットが内蔵されていて、透け感のあるデザインです。シルエットクイズやタングラムとして組み立てるなど、何通りもの遊びが楽しめます。
タングラムパズルのほかにはないメリットとは?
タングラムでなくても、ほかにもパズル遊びや図形感覚が身につく知育玩具はたくさんあります。では、なぜその中でもタングラムをおすすめするのか、ここからはタングラムならではのメリットを紹介していきます。
メリット1:高い知育効果が得られる
タングラムを購入する際、知育効果を期待するママパパも多いでしょう。タングラムは算数教育の導入として使用されることもあり、子どもにあらゆる知育効果をもたらすと言われています。
具体的な効果として以下の2つを例に挙げて解説します。
ひらめきの思考力が育まれる
タングラムというと図形を組み合わせて試行錯誤することから、なんとなく思考力が身につくようなイメージがあるかと思います。実はこれは大正解で、「無自覚に試行錯誤して作りたいものを追求する」ことで、既存の枠を超えるひらめきの力が育まれるという研究結果があるのです。
これは秋田大学の中野良樹教授が行った研究であり、無自覚に試行錯誤して作業をする道具としてタングラムが用いられています。手指を使い試行錯誤を重ねる遊びは、子どものうちから多く経験しておいたほうが良いかもしれませんね。
参考文献
『「ひらめき」のメカニズムの解明~自覚ができない部分の思考を探る~』(秋田大学研究室)
想像力や創造力が養われる
タングラムにはガイドボードがあり、そこにはイラストが描かれています。子どもはタングラムで図形を作る際に、ガイドボードのイラストも込みで世界観にひたることができます。
例えば「魚」がテーマで、海や海の生き物のイラストがガイドボードに描かれていたとしましょう。すると子どもは「どんな魚ができるんだろう?」「この魚は隣の魚と友だちなんだよ」と想像力を膨らませながら、ガイドボードの世界を楽しむのです。親が「お魚たちはどんなお話しをしているんだろう?」などと話して、親子でコミュニケーションをとるのもいいですね。見立て遊びをしながら作ることで、子どもがどんなものに興味があるのか、どんな発想をするのか知ることができます。
ただし気をつけたいのが、子どもが集中しているときは横槍を入れて妨げないこと。あくまで子どもを主体にすることを忘れてはいけません。
また、ガイドボードがなく自由にピースを組み合わせて遊ぶタングラムの場合は、子どもの創造力が引き出されます。たくさんのピースの中から、自分でいろいろな図形や見立てを生み出すことが、創造性につながるのです。
メリット2:成功体験を積みやすい
ピースが少ないうちであれば、はじめはあてずっぽうにピースをはめこんでも完成させることができます。大事なのは子どもが「できた」という達成感を味わえること。スモールステップで成功体験を積むことが自信につながり、「もっとやってみたい」という意欲を引き出すのです。「問題を解く」傾向のあるタングラムは、ブロックやつみきよりも正解がはっきりしているため、子どもでも達成感が味わえます。
少ないステップから少しずつステップアップしていけば、次第に図形の回転や合成、分解などが理解できるようになり、頭の中でピースの位置を考えながらパズルを完成させられるようになります。
メリット3:持ち運びが楽でスキマ時間に遊べる
ちょっとした待ち時間など、時間をつぶしたいときについスマホを子どもに渡してしまうというママパパも多いのではないでしょうか?
そんなときにおすすめなのが、持ち運びできるコンパクトタイプのタングラムです。ガイドボードとピースが折りたたみ式で一体になっているものなどは、持ち運びが便利でスキマ時間に子どもが集中して遊べる最高の知育玩具となります。
マグネットタイプなら散らばることもないため、外出先に持って行っても安心です。
メリット4:大人も楽しめる
実はタングラムの対象年齢に上限はありません。子どものタングラムを実際に遊んでみればわかりますが、大人でも難しい問題がたくさんあるんです。また、幾何学形だけで様々な図形を作ることができるという発見やひらめきは、大人にとっても楽しいものです。筆者も子どもに教えてと言われてタングラムに挑戦しましたが、思った以上に完成までに時間がかかり、夢中になってしまいました(笑)
子どもは親が一緒に遊んでくれることを嬉しく思うものです。大人も脳トレの一環として、お子さまと一緒にタングラムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
メリット5:インテリアとしても使える
子どものおもちゃは増える一方で、収納に困っているというご家庭も少なくありません。タングラムの場合は、質のいい木製の素材やカラフルなピース、アクリルなど視覚的にキレイな素材などで作られているので、そのまま置いておいてもインテリアの邪魔をしない点も、うれしいメリットと言えるでしょう。
メリット6:机のうえで遊べる
小学校に向けて、子どもに椅子に座って机に向かう習慣をつけたいと考えるママパパも多いでしょう。タングラムはサイズ的に机の上で遊ぶのがちょうどよく、集中して図形を作ります。「タングラムで遊ぶときは机で」というルールを決めれば、自然と机に向かう習慣も身につくので一石二鳥です。
タングラムのデメリット
知育効果が高く、あらゆる恩恵が受けられるタングラムですが、もちろんデメリットも存在します。タングラムの良い面、悪い面の双方を知り、導入を検討しましょう。
せっかく買ったのに遊んでくれない
デメリットというより悩みに近いかもしれませんが、タングラムを買ったのに子どもがまったく興味を示さず遊んでくれないという話をよく耳にします。
実際、筆者の娘は2歳頃からタングラムを与えてみましたが、ハマって何度もくり返し遊ぶようになったのは3歳を過ぎてからでした。
せっかく良かれと思って購入したのに、いつの間にかほこりをかぶっていることになってしまっては残念ですよね。
親が見本を見せる、見立て遊びから楽しむ、ガイドボードは使わず自由に遊ぶなど、まずはタングラムへの興味を促し、簡単なものからくり返し遊んでみるようにしましょう。その際、無理強いしてしまうと苦手意識が強まってしまうので、その場合は時間を空けて何度か遊びに促してみるとハマってくれるケースもあります。
値段が高いものもある
高級な木材を使用している、角を丸くする加工が施されているなど、品質の高いタングラムはどうしても値段が高くなる傾向にあります。まずは安価なタングラムを購入し、子どもの興味や遊び込みの度合いを見て、質の良いものにシフトチェンジするというのも1つの方法です。
編集部が使用していたものは、CanDoで買えるタングラムです。タングラム初体験なら、こちらもおすすめです!
タングラムのQ&A
最後にタングラムの購入や遊び方についてよく寄せられる質問を、Q&A形式で紹介します。
タングラムとマグフォーマー、ピタゴラスの違いは?
マグフォーマーやピタゴラスは、立体物を作るのに特化したピースです。パターンボードの中には立体的なピースがあるものも存在しますが、タングラムは基本平面的なピースを主体としています。
タングラムの場合、図形をいくつか使ってぴったりくっつける遊び方がたくさんあります。マグフォーマーやピタゴラスでは、図形の形が少ないため、そうした体験は難しいでしょう。また素材もマグフォーマーやピタゴラスはプラスチック製が多いのに対し、タングラムは木製が中心です。
手作りタングラムは効果が無い?
前段にもありますが、タングラムはガイドボードにピースをうまくハメられたときに「できた」という達成感が味わえます。この「できた」という感覚が次のステップへの大きな原動力となり、タングラム自体もサイズや形などが綿密に計算されて作られています。
手作りでここまで精度の高いタングラムを作るのは難しいため、できれば既製品がおすすめです。
前段にもありますが、タングラムはガイドボードにピースをうまくハメられたときに「できた」という達成感が味わえます。この「できた」という感覚が次のステップへの大きな原動力となり、タングラム自体もサイズや形などが綿密に計算されて作られています。
手作りでここまで精度の高いタングラムを作るのは難しいため、できれば既製品がおすすめです。
タングラムはモンテッソーリ教育に良い?
モンテッソーリ教育は子どもの観察をもとに作られた教育法で、モンテッソーリ教育では子どもが能力獲得のための感受性が高まる時期である「敏感期」への働きかけを大切にしています。
タングラムは手指を使い、数学的な思考を使って遊ぶことから「運動の敏感期」や「数の敏感期」にぴったりと言われています。また、天然木などの自然素材が使われているため、「感覚の敏感期」にもぴったりです。つまり、モンテッソーリ教育とタングラムは相性が良いんです。モンテッソーリ教育を導入しているご家庭であれば、ぜひタングラムを活用してみると良いでしょう。
くもんのさんかくタングラムはどこが良い?
タングラムといえば「くもんのさんかくたんぐらむ」とイメージする人が多いくらい、くもんのタングラムはポピュラーです。くもんのさんかくタングラムがなぜ人気を集めているかというと、ピースが1種類しかなく、タングラムの導入にぴったりだからです。
イラスト付きのガイドボードがついていて、最小1ピースから遊べるので、小さな子どもでも楽しみながら図形に親しむことができます。さらにガイドボードは程よい厚みがあって頑丈で、木のピースは手にしっくりなじむのも特徴です。子どもにとって扱いやすいという点も、多くの人に選ばれる理由でしょう。
まとめ
タングラムは、さまざまな異なる形のピースを使っていろいろな形を作ることで、手指の巧緻性や想像力、創造力を養う図形パズルです。数や形、素材などあらゆる種類のタングラムが販売されているので、子どもの発達や興味に合わせて1番しっくりくるものを選びましょう。
年齢に上限はないので、親子で会話を楽しみながら一緒に遊んでみるのも良いですね。