「多くのパパママが買ってよかったと思える絵本が知りたい!」
「たくさん種類がありすぎて、どれが子どもに合っているのか分からない…」
絵本はたくさん種類があって、どれを選んだらいいか迷いますよね。
そこで今回は、知育セレクト編集部が214人のパパママに独自でアンケート調査を行い、「買ってよかった!」の声が多数集まった1歳向けの絵本を紹介します。
総合ランキングに加えて「子どもが大爆笑部門」「絵本が苦手な子でも読めた部門」など、部門別ランキングを用意しているので、ぜひお子さんに合った絵本を選んであげてくださいね!
結果は以下の通りです。
※タブで部門を切り替えることができます。
- 1位 『だるまさん』シリーズ/ブロンズ新社
- 2位 はらぺこあおむし/偕成社
- 3位 いないいないばああそび/偕成社
- 4位 いないいないばあ/童心社
- 5位 きんぎょが にげた/福音館出版
調査名:1歳向けに買ってよかった絵本に関するアンケート
調査方法:「クラウドワークス」を活用したインターネットリサーチ(部門別に投票形式)
調査期間:2024年1月11日~2024年1月18日
調査対象:1歳向けの子どもに絵本を買ったことがあるパパママ(プレゼントでもらったものを含む)
調査元:知育セレクト編集部
この記事を書いた人:midori
・保育士+小学校教諭一種免許状を保有
・3人の子の母でもあり、長男は現役東大生
・これまでの「知育」の経験をもとに編集者・ライターとして活動中
【総合】1歳に買ってよかった絵本ランキング
1歳の子どもに買ってよかった絵本ランキングの結果は以下のようになりました。
『だるまさん』シリーズが総得票数552票のうち118票と、圧倒的な支持を得ました。
1位 | 『だるまさん』シリーズ/ブロンズ新社 | 118票 |
2位 | はらぺこあおむし/偕成社 | 96票 |
3位 | いないいないばぁあそび/偕成社 | 32票 |
4位 | いないいないばあ/童心社 | 31票 |
5位 | きんぎょが にげた/福音館出版 | 23票 |
1位:だるまさんのコミカルな動きで圧倒的人気!『だるまさん』シリーズ
『だるまさん』シリーズ3冊ケース入り(だるまさんが・の・と)
作者 | かがくいひろし |
出版社 | ブロンズ新社 |
出版年 | 2009年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥2,805 |
この本が大好きで、どこへ行くにも持って行っていました。「だーるーまーさーんが」と読み上げると、だるまさんの絵と同じような動きをしたりポーズを取りキャッキャと笑っているのが可愛くてよく読みました。
自分から絵本を持ってきて読んでほしいとねだるようになった最初の作品です。
最初はだるまさんがなにかするたびに大笑いしていました。少し大きくなるとだるまさんがなにかするたびに真似をしてぽっぺをのばしたり、こける真似をしてみたりして楽しそうにしていました。
何度も繰り返し読んだので買ってよかったなと思います。
親が読むのに合わせて、子どもがだるまさんと同じ動きをしてくれるのがかわいく、親子の楽しい時間にすることができました。
好きすぎて何度も読んだためボロボロになり同じ本をもう一度買ったほどです。
変幻自在なだるまさんにユニークななかまたち。だるまさんたちが繰り広げる予測不能な動きに子どもたちは大爆笑するという声が多く集まりました。
そんな『だるまさん』シリーズの持つ不思議な力で多くのパパママから支持を得ました。「絵本が苦手なうちの子でも読めました!」という声も。
内容を覚えてくると、だるまさんの動きをまねっこして遊んでくれますよ。
『だるまさん』シリーズには『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』が入った3冊セットがあり、かわいいケースに入っています。
もちろん、1冊から購入することもできます。
だるまさんが/ブロンズ新社
価格:¥935
だるまさんの/ブロンズ新社
価格:¥935
だるまさんと/ブロンズ新社
価格:¥935
まん丸いだるまさんが繰り広げるコミカルな動きがプッと笑えて、愛らしい絵本です。
「だ・る・ま・さ・ん・が〜」と読むたびに、次はどんな動きを見せてくれるのかという期待感が高まります。
だるまさんと一緒に「どてっ」と転んだり、「ビヨーン」と思いきり体を伸ばしてみたり、マネをして楽しむ子が続出!絵本の時間が、まねっこ体操の時間になるかも⁈
ケース入りの3冊セットは、出産祝いにも大変人気です。
2位:鮮やかな色づかいで子どもの心をわし掴み『はらぺこあおむし』
はらぺこあおむし
作者 | 作:エリック・カール 訳:もりひさし |
出版社 | 偕成社 |
出版年 | 1976年 |
対象年齢 | 4歳~ |
価格 | ¥1,320 ボードブック版:¥990 |
1歳の頃に購入し、当時はじっと眺めているだけで反応があまり返ってきませんでしたが、たくさん喋るようになった2歳以降から、はらぺこあおむしに出てくるフレーズを口ずさむようになっていたので、“ちゃんと聞いてくれていて、好きでいてくれたんだなあ〜”としみじみ思った思い出があります。
1歳頃はひとつひとつのページをジッと集中して見ている感じでした。2歳以降はくだものが出てくるページがお気に入りで、フレーズを真似して言ったり、ちょうちょのページを嬉しそうに指差して反応するようになりました。
うちの子は、この絵本を読み聞かせてもらったことで、1から10までの数字を覚えました。また、月曜日から日曜日までの曜日も覚えました。
あおむしが成長していく姿に、生き物の成長の素晴らしさを感じてくれたようで、よく「あおむしみたいに大きくなりたい」と言っていました。
はらぺこあおむしの明るくカラフルな絵と、シンプルながらも印象に残るストーリーが、子供の興味を引き付けてくれるのでしょう。数や曜日の概念を学びたい子供に、ぜひ読んであげてほしい絵本です。
ちっぽけなあおむしが毎日たくさんの食べ物を食べて大きくなり、最後には綺麗なちょうちょになります。
鮮やかな色で描かれたおいしそうな食べ物にダイナミックなちょうちょ。50年近くもの間、多くの子どもたちの心をわしづかみにしてきました。
ページには穴が空いており、最初はお話が分からなくても、指を入れて遊ぶことができますよ。
大きくなったら、あおむしが食べたくだものの数を数えたり、色や曜日の勉強に使ってもいいですね。
『はらぺこあおむし』には様々な製本版が発売されており、写真のボードブックはサイズが小さく子どもでも持ちやすい大きさです。
下の写真では比較として文庫本を隣に置いていますが、これをみてもかなりコンパクトですよね!
大きさに物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、丈夫な作りになっているため破れる心配も少なく、長く使えますよ。
我が子への「ファーストブック」として選ぶ方も多い、名作絵本です。
穴の空いた仕掛けページと鮮やかな色彩が0〜1歳の小さな子にも大人気です。
小さくてはらぺこだったあおむしくんが、美しい蝶になるというストーリーも爽快。
「破れてしまうまで何度も読んだ」という声も多く、年齢を重ねても味わえる魅力が詰まっています。開いてみれば、世界中で愛され続けている理由がわかると思いますよ。
3位:どうぶつたちのいないいないばあで大笑い『いないいないばああそび』
いないいないばああそび
作者 | きむらゆういち |
出版社 | 偕成社 |
出版年 | 1988年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥748 お出かけ版ボードブック:¥858 |
いないいないばあ!と犬のコロやかいじゅうさんがしてくれるのをまねっこしていて、気に入っていました。また、自分も真似をしていないいないばあっ!としてくれていました。特にコロのところがなぜかお気に入りで、何度もめくるのでページを破いてしまったほどでした。同じシリーズの本も購入して、ごあいさつやトイレのことも楽しく教えることができました。
めくって表情が変わるのがおもしろいようで、どんどん自分でめくっています。いないいないばあ!を自分でしてくれるようになりました。
ぐずっていてもこの本を出したら気が紛れてくれるので助かっています。
こいぬのコロやかいじゅうさんが「いないいない…ばぁ!」
見開き1ページに大きく描かれた可愛らしいキャラクターたちが「いないいないばぁ」をするたび、子どもたちはケラケラと笑うでしょう。
何度読んでも笑ってくれるという声が多く集まり、総合編3位にランクインしました。
この絵本は通常版に加えてボードブック版も発売されており、お出かけ用にもぴったりなコンパクトサイズに仕上がっています。
0〜1歳は「いないいないばぁ」が大好きですよね。しかも「いないいないばぁ」遊びには、子どもの脳を刺激して発達を促す効果もあると言われています。
こいぬ・ひよこ・ねこなど、たくさんの愛らしい動物が登場して「いないいないばぁ」。子ども自身が自分でめくりやすい厚紙絵本なので、自分で繰り返しニコニコと楽しく読むようになるでしょう。
「ごあいさつあそび」「いただきますあそび」など、きむら ゆういちさんのあそび絵本はおすすめがたくさんあります。
4位:ファーストブックにもおすすめ『いないいないばあ』
いないいないばあ
作者 | 作: 松谷みよ子 絵: 瀬川康男 |
出版社 | 童心社 |
出版年 | 1967年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥770 |
いないいないばあの絵に合わせてママが一緒に顔を隠してばあ!するとゲラゲラ笑うようになり親子で楽しめました。
真似っこしやすい絵本だったので、子供も気に入って自分で引っ張り出してみていました。
家族がいないいないばぁをすると楽しそうに笑うのでピッタリだと思い購入しました。たくさん動物も出てきて、いないいないばぁでケタケタ笑うだけでなく、動物の名前(にゃんにゃん、わんわんなど)も覚えられて良いです。
1967年に初版が発行され、現在まで50年以上多くのおやこに愛されてきたロングセラーです。
「にゃあにゃ」「くまちゃん」など、子どもでも親しみやすい名前で登場するどうぶつたちのいないいないばあに、子どもたちも思わず笑ってしまうでしょう。
どうぶつたちと一緒にいないいないばあを楽しむのもいいですね。
「ちいさいモモちゃん」シリーズで有名な松谷 みよ子さんのベストセラー絵本です。
語りかけるような文章、登場する動物たちの表情や絵のタッチが優しい!絵本の時間にいる親子のこころをあたたかく包んでくれる、そんな絵本です。
「なんだか、懐かしい!」と昔読んでもらったことを思い出すパパママもいるかもしれませんね。
5位:隠れているきんぎょを一緒に探そう『きんぎょが にげた』
きんぎょが にげた
作者 | 五味太郎 |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 1982年 |
対象年齢 | 2~4歳 |
価格 | ¥990 |
きんぎょが逃げて、いろいろな所に隠れるため「いた!」と指をさして喜んでいました。よんで、と何度も持ってきていました。
最初の頃はきんぎょばかりに目が行っていましたが、他の絵に対してもこれ何?などと聞いてくるようになりました。
色も綺麗なので、絵をよく見て楽しむという、絵本の楽しみ方を知る事ができた一冊だったと感じています。
金魚の優しいイラストとかくれんぼのようなストーリーの楽しさに何度読んでも、親子で楽しめる点がとても好きです。
子どもが段々と見つけるのが早くなったり、逆にクイズをだしたりと工夫次第でさまざま楽しみが出来る絵本だと思います。
水そうから逃げ出したきんぎょを探す絵本です。
カーテンの柄の一部になったり、お花になったり…。「あった!」と見つけるたび、笑顔になれる作品です。
きんぎょは子どもにとっても身近なところに隠れるので、「きんぎょ 隠れていないかな?」などと日常生活の会話を楽しんでもいいですね。
ページをめくるたびに、色鮮やかな楽しい世界が広がっています。そしてそこに、なんだか上手に金魚が隠れているのです(笑)
一生懸命に探して、ようやく金魚を見つけたときの喜びの笑み、「隠れている場所を覚えているよ!」と誇らしげに指さす時の笑み、お子さんのどちらの笑みも見逃さずに!
【ロングセラー】定番で人気な絵本はどれ?
このランキングでは、発売から30年以上経過しているロングセラー絵本にしぼったランキングを紹介します!
ランキングの結果は以下の通りでした。
1位 | はらぺこあおむし/偕成社 | 96票 |
2位 | いないいないばぁあそび/偕成社 | 32票 |
3位 | いないいないばあ/童心社 | 31票 |
4位 | きんぎょが にげた/福音館出版 | 23票 |
5位 | がたん ごとん がたん ごとん/福音館出版 | 21票 |
1位:世界中の子どもたちから大人気『はらぺこあおむし』
はらぺこあおむし
作者 | 作:エリック・カール 訳:もりひさし |
出版社 | 偕成社 |
出版年 | 1976年 |
対象年齢 | 4歳~ |
価格 | ¥1,320 ボードブック版:¥990 |
私自身が子供の頃に大好きでよく読んでいた絵本ということもあり、子供にも見てほしい思いがありました。
私の母も思い出深かったようで、娘とばあばでも読んでいたので思い出の絵本です。
47ヵ国で翻訳され、世界中の子どもたちから長年愛されてきた『はらぺこあおむし』。
鮮やかなイラストと楽しいしかけが子どもたちの心をつかみ、今でも色褪せないロングセラーとなっています。
2位:しかけをめくるたび笑顔が溢れる『いないいないばああそび』
いないいないばああそび
作者 | きむらゆういち |
出版社 | 偕成社 |
出版年 | 1988年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥748 お出かけ版ボードブック:¥858 |
私が子供の頃からある絵本で自分も読んでもらったことがある思い入れのあるシリーズ。
ばあ!と言ったりページを一枚ずつめくる練習にもなりました。
子どもたちの大好きな「いないいないばあ」をしかけ絵本で遊べるこちらの絵本。
同シリーズの『ごあいさつあそび』や『いただきますあそび』などとともに35年以上愛されています。
3位:日本で一番売れている絵本『いないいないばあ』
いないいないばあ
作者 | 作: 松谷みよ子 絵: 瀬川康男 |
出版社 | 童心社 |
出版年 | 1967年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥770 |
私自身も小さい頃に読んだ記憶があり、懐かしい作品でした。
絵柄が大きく、次々といないいないばぁと出てくる動物達に子供が夢中になっていて飽きない絵本です。
私も小さい頃に母親に読んでもらっていた大好きな絵本でした。
「いないいないばあ」と読むと、子どもが驚きながらも笑ってくれるので、日々の育児疲れもこの絵本を読んで、リセットされていました。
色々などうぶつたちが「いないいないばあ」をするこちらの絵本。
大人にとっては単調に感じても、子どもたちにとってはそれがクセになる。
50年以上、世代を超えて子どもたちを笑わせてきた「日本で一番売れている絵本※」です。
※2020年時点。トーハン「ミリオンぶっく2020」調べ
4位:参加型絵本の代表作『きんぎょが にげた』
きんぎょが にげた
作者 | 五味太郎 |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 1982年 |
対象年齢 | 2~4歳 |
価格 | ¥990 |
自分自身が小さいころに読んでもらっていて、すごく好きな絵本だったので、わが子にも読んであげたいなと思い購入しました。
案の定、カラフルでさがしながら楽しめるので反応がよかったです。
発売から47年が経っている『きんぎょが にげた』。
そして「見つける」楽しさから現在でも多くのパパママから支持を得る結果となりました。
子どもにとっても身近なものが多く登場している点や、鮮やかな色使いも長く愛されている理由なのかもしれません。
5位:乗り物が好きな子どもにも大人気『がたん ごとん がたん ごとん』
がたん ごとん がたん ごとん
作者 | 安西水丸 |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 1987年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥990 |
子供は電車が好きだったので、「がたんごとん」というフレーズを気に入っていました。
膝の上に乗せて一緒に電車ごっこをしながら読むことで、子供と触れ合いながら楽しく読むことができ、育児とどう向き合っていくか悩んでいる中でとても役に立ちました。
繰り返しのリズムが楽しい本です。私が「のせてくださーい」と言うと、「いいでしゅよー」と反応してくれました。
身近なもの(スプーンやバナナや哺乳瓶など)が出てくるのもわかりやすく、普段の生活でも「〇〇してくださーい」「いいですよー」という会話ができるのがよかったです。
「がたん ごとん がたん ごとん」と汽車が走っていると、哺乳瓶やリンゴ、ネコなど子どもになじみの深いものや動物たちが「のせてくださーい」と次々に乗り込んできます。
くせになるリズムが楽しく、分かりやすく可愛らしいイラストでものの名前を覚えるのにもぴったりです。
絵本を読み終わったあとは、リズムを楽しみながら電車ごっこをしても楽しいですね。
シンプルな絵とストーリーだからこそ、登場する汽車やコップ、スプーンなどの表情が際立って愛らしい。
「次に乗ってくるのは?」「終点は?」
そんなふうに考えながら、誰もが夢中になる絵本です。
編集スタッフmidoriも、息子に何度も読んでとせがまれて、破れた箇所をセロテープで補修しながら読み続けましたよ。
【しかけ絵本】しかけが楽しい人気の絵本は?
このランキングでは、しかけ絵本の中で人気だった絵本にしぼって紹介します。
しかけ絵本部門の買ってよかったランキングは以下の通りでした。
1位 | はらぺこあおむし/偕成社 | 96票 |
2位 | いないいないばぁあそび/偕成社 | 32票 |
3位 | どうぶついろいろかくれんぼ/ポプラ社 | 15票 |
4位 | やさいさん/Gakken | 8票 |
5位 | ころりん・ぱ!/ほるぷ出版 | 7票 |
1位:穴の空いたしかけであおむしになりきろう『はらぺこあおむし』
はらぺこあおむし
作者 | 作:エリック・カール 訳:もりひさし |
出版社 | 偕成社 |
出版年 | 1976年 |
対象年齢 | 4歳~ |
価格 | ¥1,320 ボードブック版:¥990 |
出てくる食べ物がどれも美味しそうで、特にアイスクリームに興味を引かれていました。食べ物にはあおむしが食べた穴が空いていますが、その穴に指を突っ込んだり、穴の向こう側を覗きこんだりして遊ぶのが好きでした。
あおむしがたくさん食べ物を食べる、穴の空いているページが好きなようです。指を入れてみたり、めくって穴の位置を確かめたりして楽しんでいます。あおむしあむあむしてるねー。と話しかけると、一緒にあむあむ、と食べる真似をしてくれます。
大人気ロングセラー『はらぺこあおむし』は、しかけ絵本部門でも堂々の1位です。
絵本には、あおむしが食べたあとの「穴」が空いているページがあります。
穴の先の世界を覗いてみるもよし、穴に指を入れてあおむしになりきるもよし。
まだお話が分からない年齢でも、楽しむことができますよ。
2位:めくるとお顔が見えるしかけが楽しい『いないいないばああそび』
いないいないばああそび
作者 | きむらゆういち |
出版社 | 偕成社 |
出版年 | 1988年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥748 お出かけ版ボードブック:¥858 |
自分で仕掛けを動かしながら「いないいないー、ばあ」と言って本を読んでいました。
1歳児はいないいないばあが好きなので、1歳の時はほぼ毎日本を持ってきて読んでいました。
可愛らしいキャラクターがお顔を隠して「いないいない…」しかけをめくると「ばあ!」とお顔を見せてくれます。
単純なしかけですが、めくるたびに子どもたちは思わず笑顔になってしまうでしょう。
3位:くりぬかれた穴の向こうにいるどうぶつは何かな?『どうぶついろいろかくれんぼ』
どうぶついろいろかくれんぼ
作者 | いしかわこうじ |
出版社 | ポプラ社 |
出版年 | 2006年 |
対象年齢 | 0~2歳 |
価格 | ¥968 |
動物ごとにそれぞれの色が使われており、この本で覚えた動物も色もあります。シンプルな絵と色で、子供の興味がそそられる絵本だと思いました。
型抜きしてある形も楽しかったようで、破れるほど気に入っていました。
切り抜き型がページをめくることで重なって動物が現れるのが不思議なようで、何度もパラパラめくっては戻りめくっては戻り見ています。
クジラやヘビなどまだ馴染みが無い動物もいますが、犬、猫、亀はわかるようで指さしています。
「この色に隠れているどうぶつはなにかな?」
動物のかたちにくり抜かれたページをめくると、隠れていたどうぶつが現れる、不思議な絵本です。
少し大きくなったら、かたちや色だけを見て動物をあてっこしたり、色の名前あてクイズをするのも楽しいですね。
赤・青・緑・オレンジなど、はっきりとした原色ページに隠れている動物たち。1歳の子のワクワクが詰まった「型抜きしかけ絵本」です。
動物の名前・鳴き声・特徴を覚えることもできますし、英語名も書かれているので、英語に親しむこともできますよ。
4位:すっぽーん!と野菜が飛び出す『やさいさん』
やさいさん
作者 | tupera tupera |
出版社 | Gakken |
出版年 | 2010年 |
対象年齢 | 0~2歳 |
価格 | ¥1,210 |
色々な野菜が出てきて、これ?と聞くと、野菜の名前を答えてくれたり、一緒に野菜が抜ける音「すっぽーん」を言ったり、親も子も楽しく読んでいました。
調理前の野菜の形を見せる機会が少なかったので、「今食べている野菜はこれだよ」と食事中に食卓に置きながら読んでいました。子どもが食べ物に関心を持つきっかけになってくれた一冊だったと思います。
「やさいさん やさいさん だあれ」「すっぽーん」と、一緒に真似したくなるセリフとともにやさいさんが飛び出します。
今まで苦手だった野菜が食べられるようになった!との声も。
野菜が苦手な子どもでも、この絵本を読んだら野菜が食べられるようになるかも!?
いつも読んでいる絵本と違って、絵本を縦にめくるワクワク感。
めくるたびに、かくれんぼしている「やさいさん」たちが、「すっぽーん」という言葉で飛び出します!
絵本作家としてご夫婦で活躍しているtupera tupera(ツペラ ツペラ)さんが描く鮮やかな色彩、やさいたちの表情にも注目です。
5位:絵本の中で動かして遊ぼう『ころりん・ぱ!』
ころりん・ぱ!
作者 | ひらぎみつえ |
出版社 | ほるぷ出版 |
出版年 | 2021年 |
対象年齢 | 0~2歳 |
価格 | ¥1,045 |
カラフルな色合いとくるくる動く仕掛けに興味津々で、ぐるぐるしたりかくかくした動きを楽しみながら読んでいました。
1歳児でも動かしやすい仕掛けで、親子で楽しみながら読むことができました。
くるくる動かせる仕掛けは不思議そうに触りながら一生懸命感触を楽しんでいた印象があります。カラフルな色合いも気に入っていたようでした。
可愛らしいわっかの「ころりん」に指を入れ、「かくかく」「ぐるぐる」といった擬音が体感できるコースを走らせる絵本です。
鮮やかな色に楽しい擬音、楽しそうにコロコロと転がる“ころりん”に子どもたちはくぎづけになること間違いなしです。
最初は動かすのが難しいかもしれませんが、親が動かして見せるなど、子どもの成長に応じてじっくり見守りましょう。
「子どもが夢中!」と発売後すぐに話題になった、遊べるボードブック絵本です。
すべてのページに迷路があり、かわいい“ころりん”を移動させることにハマってしまいますよ。
【大爆笑】子どもが大爆笑必至の絵本は?
大爆笑部門のランキングは以下の通りです。
1位 | 「だるまさん」シリーズ/ブロンズ新社 | 118票 |
2位 | いないいないばぁあそび/偕成社 | 32票 |
3位 | いないいないばあ/童心社 | 31票 |
4位 | もこ もこもこ/文研出版 | 12票 |
1位:だるまさんのコミカルな動きで大人気!『だるまさん』シリーズ
『だるまさん』シリーズ3冊ケース入り(だるまさんが・の・と)
作者 | かがくいひろし |
出版社 | ブロンズ新社 |
出版年 | 2009年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥2,805 |
だるまさんを読むと本当に笑うのです!びっくりでした!
最後にぎゅーっとするところがあるのですが、そのページで我が子とぎゅーしたのが思い出です。
表紙を見るだけでキャッキャして喜んでいます。
ページ数が多いわけではないので、集中力がない一歳でも楽しんで最後まで読んでくれました。
だるまさんが、のシーンで身体を左右に振ってみたり、びろーんと伸びるシーンでは座ったまま伸びてみようとする意志を感じました。
「どてっ」「ぷしゅーっ」などの擬音とともに繰り広げられるだるまさんの予測不能な動きが面白く、何度読んでも子どもが大爆笑するとの声が多く集まった大人気の絵本です。
何度読んでもケラケラと笑う子どもも愛おしく、親子で笑顔になってしまうこと間違いなしです。
2位:どうぶつたちのいないいないばあで大笑い『いないいないばああそび』
いないいないばああそび
作者 | きむらゆういち |
出版社 | 偕成社 |
出版年 | 1988年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥748 お出かけ版ボードブック:¥858 |
子どもたちが大好きな「いないいないばあ」。
大きく描かれたどうぶつたちがいないいないばあをするたび、子どもたちは思わず笑ってしまうでしょう。
絵本の中のどうぶつたちと一緒に、親子でいないいないばあを楽しんでもいいですね。
3位:50年以上あかちゃんを笑わせてきた『いないいないばあ』
いないいないばあ
作者 | 作: 松谷みよ子 絵: 瀬川康男 |
出版社 | 童心社 |
出版年 | 1967年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥770 |
1967年に初版が出版され、長い間、世代を超えて多くの親子から愛されてきた絵本です。
半世紀が経った今も、この絵本を読むと笑ってくれるとの声が多く集まりました。
日本一売れた絵本であり、50年以上多くの子どもたちを笑わせてきたこちらの絵本、どれを買えばいいか分からないという方は1冊持っておけば間違いないかもしれませんね。
4位:不思議な擬音と展開で大喜び『もこ もこもこ』
もこ もこもこ
作者 | 作:谷川俊太郎 絵:元永定正 |
出版社 | 文研出版 |
出版年 | 1977年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥1,430 ミニブック:¥1,320 |
何度も一緒に読んでいるうちに、「もこ」「つん」「もぐもぐ」など、絵に合わせたオノマトペを子供が絵本をめくりながら自分で言えるようになって感動したのを覚えています。
物語ではない、独特の表現が子供にはピッタリとハマったのか、1歳くらいになると、「もこもこ」「つん」などの表現でケタケタと笑うように。
少々こだわりが強い子だったので、気に入った本だと何回も読んでくれとせがまれましたが、私もケタケタ笑う息子の笑顔見たさに何回も読んでいました。
「しーん」とした何もない空間から、「もこ」と地面が盛り上がり、「にょき」と何かが生えてきます。
それらはどんどん大きくなり、次の瞬間…!?
この絵本は「もこ」「にょき」「ぷうっ」など、短い擬音のみで構成されています。
とっても単純な絵本なのに、「子どもたちが大喜び」「擬音を言う度に大笑い」などの声が集まり、大爆笑部門で4位という結果となりました。
また、『もこ もこもこ』は通常版よりひと回り小さいミニブックも発売されており、子どもでも持ちやすく、お出かけにも持っていきやすいサイズに仕上がっています。
詩人 谷川俊太郎さんと画家 元永定正さんの名作絵本です。
子どもが吸い込まれるように聞き入る不思議な絵本。その秘密は?
ぜひ手に取って、独特の世界感を感じてみてください。
【コミュニケーションに】親子でいっしょに遊べる絵本はどれ?
このランキングでは、「親子でのコミュニケーションになった」との声が多く集まった絵本に絞ってご紹介します。
ランキングは以下の通りです。
1位 | 「だるまさん」シリーズ/ブロンズ新社 | 118票 |
2位 | いないいないばぁあそび/偕成社 | 32票 |
3位 | いないいないばあ/童心社 | 31票 |
4位 | きんぎょが にげた/福音館書店 | 23票 |
5位 | どうぶついろいろかくれんぼ/ポプラ社 | 15票 |
1位:だるまさんと一緒にからだを動かそう『だるまさん』シリーズ
『だるまさん』シリーズ3冊ケース入り(だるまさんが・の・と)
作者 | かがくいひろし |
出版社 | ブロンズ新社 |
出版年 | 2009年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥2,805 |
私が読みながらだるまさんの真似をしていたら、自然と息子も真似してやるようになりました。
月齢を重ねていき赤ちゃん言葉でもごもご絵本を読みながら、ダルマポーズをとっていた時は非常に可愛らしかったし成長を実感できました。
だるまさんの動きに合わせて子どもをゆらゆらさせたり、ぎゅっとしたりすると、楽しそうに喜んでいました。
そのうち一人でも動くようになりとても可愛かったです。
何回も読んでボロボロになった一冊です。
「だるまさんの」では、体の部分の言葉があり、自分のものを同じように指さしたりして、非常に身近な自分の体を覚えたのはこの絵本のおかげです。
最後には、子どもが笑ったり、ほっこりしたり、くすっとなる終わり方になっていて読んでいて親子で癒される大好きな絵本です。
だるまさんが見せる動きは子どもたちにとっても真似しやすく、だるまさんの動きに合わせて体を動かしているとの声が多く集まりました。
『だるまさんが』では、「どてっ」と転んだり、「びろーん」と伸びたり、変幻自在なだるまさんが色々な動きを見せてくれます。絵本に慣れてきたら、だるまさんの動きをまねっこしてみましょう。
『だるまさんの』では、「め!」「て!」「は!」など体の部位を見せてくれるので、一緒に自分の体を指さして遊ぶことで、体の部位の名前を覚えることにも繋がります。
『だるまさんと』では、さまざまなくだものたちが登場し、だるまさんと「ぽにん」とおしりをくっつけ合ったり、「ぎゅっ」と抱き合ったりします。親子でだるまさんたちの真似をして、スキンシップを楽しめます。
だるまさんが/ブロンズ新社
価格:¥935
だるまさんの/ブロンズ新社
価格:¥935
だるまさんと/ブロンズ新社
価格:¥935
2位:穴の空いたしかけで一緒に「いないいないばあ!」『いないいないばああそび』
いないいないばああそび
作者 | きむらゆういち |
出版社 | 偕成社 |
出版年 | 1988年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥748 お出かけ版ボードブック:¥858 |
「いないいない」とこちらで言うと「ばぁ」と発してくれます。いつもニコニコ読んでとばかりに本をこちらに持ってきます。
読み終わると、また読んでという感じで、本をこちらに渡してきます。
1番のお気に入りの本です。
まず自分の両目を手でふさいで、いないいないと言い、手を勢いよく離してばあ!と、絵本の通りに声を出しながら真似をしています。
いないいないは少し言いづらそうですが、ばあ!のときはとても大きくパパとママを驚かす勢いで言葉を発します。
可愛らしい動物たちがいないいないばあをするこちらの絵本。
最後にはゆうちゃんのママがいないいないばあをするのですが、そのページには目の部分に穴が空いており、お面のように自分の顔をはめて遊ぶことができます。
また、動物たちと一緒にいないいないばあをして遊ぶことができ、親子でのコミュニケーションに最適な一冊です。
3位:親子で一緒にいないいないばあで遊ぼう『いないいないばあ』
いないいないばあ
作者 | 作: 松谷みよ子 絵: 瀬川康男 |
出版社 | 童心社 |
出版年 | 1967年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥770 |
読むたびに声を出して笑っていてとても気に入っていました。
読みながら「いないいない」と言うと、子供が自分でページをめくりながら「ばぁ~」と言っていました。
日本で一番売れているこちらの絵本では、多くのどうぶつたちがいないいないばあをします。
そんな単純なストーリーだからこそ、子どもたちも一緒に真似しやすく、親子でのコミュニケーションにぴったりの一冊です。
4位:隠れているきんぎょを一緒に探そう『きんぎょが にげた』
きんぎょが にげた
作者 | 五味太郎 |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 1982年 |
対象年齢 | 2~4歳 |
価格 | ¥990 |
きんぎょがあらゆるところに逃げ隠れるので、ページをめくるたびに「どこににげた?」と親子で楽しく探し、言葉がなくともコミュニケーションがとても取りやすい絵本だなと思います。
こちらの絵本は、きんぎょが水槽から逃げ出し、家じゅうのさまざまな場所に隠れます。
「どこにいるかな?」「見つけた!」「もう一回!」などと、親子で会話をしながらきんぎょ探しを楽しめる絵本です。
5位:「なんの動物かな?」あてっこしよう『どうぶついろいろかくれんぼ』
どうぶついろいろかくれんぼ
作者 | いしかわこうじ |
出版社 | ポプラ社 |
出版年 | 2006年 |
対象年齢 | 0~2歳 |
価格 | ¥968 |
何度も読んでいると、次になんの動物が出てくるのかを覚えていて、なんの動物かな〜?と問いかけると、知っている動物が出てきて喜んでいました。
動物の名前を覚えるのにも良い絵本だなぁと思います。
動物が好きなので喜んで見ていました。
色んな動物が出てくるので、興味深く見てくれていました。この絵本は色彩が美しく、穴の空いたページをめくるのも楽しく子どもが次から次へとページをめくっていました。
子どもに「次は何が出てくるかな?」と問いかけながら読めるのでやりとりも増えるし、動物の名前も教えてあげられるので買ってよかったです。
動物の形にくり抜かれたページが特徴のこちらの絵本。
「なんの動物かな?」などと親子で会話しながら動物探しをしたり、鳴き声のまねっこしたりするなど、子どもも一緒に参加しながら読めます。
【絵本が苦手な子にも】絵本に興味を示さない子でも読めた絵本は?
このランキングでは、「絵本が苦手だけどこれなら読めた!」という声が多く集まった絵本を紹介します。
絵本が苦手な子でも読めた絵本部門のランキングは以下の通りです。
1位 | 「だるまさん」シリーズ/ブロンズ新社 | 118票 |
2位 | もこ もこもこ/文研出版 | 12票 |
1位:だるまさんの予測不能な動きにくぎ付け『だるまさん』シリーズ
『だるまさん』シリーズ3冊ケース入り(だるまさんが・の・と)
作者 | かがくいひろし |
出版社 | ブロンズ新社 |
出版年 | 2009年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥2,805 |
あまり絵本に興味を示してくれない我が子でしたが、初めて最後のページまで一緒に楽しんでくれた絵本です。
毎日「ん!」と渡してくる程気に入ってくれて、長時間の外出にはぐずり対策で3冊セットを持って行きます。
総合編のランキングでも大人気だったこちらの絵本は、絵本が苦手な子でも読めたという声も多く集まりました。
「どてっ」「びろーん」などの擬音と一緒に体を動かしたり、親子でスキンシップを楽しんだりと、絵本が苦手でなかなか集中して読めないという子でも楽しめる遊び方のアイデアが盛りだくさんの絵本です。
2位:文字が少なく飽きない『もこ もこもこ』
もこ もこもこ
作者 | 作:谷川俊太郎 絵:元永定正 |
出版社 | 文研出版 |
出版年 | 1977年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥1,430 ミニブック:¥1,320 |
寝る時に読むためにいろんな絵本を購入しましたが、どれも読んでいる途中で飽きてしまっていました。
しかし、この絵本は文字が少なく、絵も大きいのでぐずぐず言わずに聞いてくれました。
今は2歳になりましたが一緒に言葉を発して読んでくれています。
この絵本は、「もこ」「にょき」など、不思議な擬音のみで構成されており、ほとんど文章がないため、「同じページが長時間続くと飽きてページをめくってしまう」という子にぴったりです。
大人でも展開が気になってどんどんとページをめくりたくなる、不思議な絵本です。
【読みながら学べる】教育にもぴったりな人気絵本はどれ?
読みながら学べる部門のランキングは以下の通りです。
1位 | 「赤ちゃん版ノンタン」シリーズ/ブロンズ新社 | 22票 |
2位 | おつきさまこんばんは/福音館書店 | 17票 |
3位 | ねないこ だれだ/福音館書店 | 16票 |
4位 | くだもの(幼児絵本シリーズ)/福音館書店 | 4票 |
1位:日常生活のあれこれを楽しく学ぼう『赤ちゃん版ノンタン』シリーズ
『赤ちゃん版ノンタン』シリーズ
作者 | キヨノサチコ |
出版社 | 偕成社 |
出版年 | 1987~1989年 |
対象年齢 | 1歳~ |
価格 | 各¥600 |
当時、娘は歯磨きがとても嫌いで、歯ブラシを見るだけで逃げ回るようになっていました。
しかしこの本を購入してからは、『はみがきはーみー読もうよ〜!』と私から誘って近くに来させて、こちらが『いいいのいーして♪』とセリフを読むと、真似をして歯磨きができるようになっていったので、1〜2歳頃に毎日大活躍していた思い出の本です。
子供のトイレトレーニングにむけて、おしっこのことなどをかわいくわかりやすく、話しながら少しだけ意識させることができました。
また、ノンタンというキャラクターがいることで、シリーズとして読むきっかけにも繋がりました。
『ノンタンおしっこしーしー』『ノンタンはみがきはーみー』など、子どもにとって身近なことがテーマになったシリーズで、日常生活のあれこれを楽しく学ぶことができます。
今まではみがきを嫌がっていたけれど、絵本を読んでから自分から進んで歯ブラシを持ってくるようになった!など、日常的に効果を感じられた方々から支持を得ました。
ノンタンと一緒に、楽しく日常生活のあれこれを学びましょう!
いつも元気なノンタンと一緒に歯磨きやおしっこ!
1歳にぴったりの「赤ちゃん版ノンタン」は全9冊あります。
\編集部おすすめの『赤ちゃん版ノンタン』シリーズ3選!/
ノンタンおしっこしーしー/偕成社
価格:¥660
ノンタンはみがきはーみー/偕成社
価格:¥660
ノンタンもぐもぐもぐ/偕成社
¥660
2位:「あいさつを覚えた」との声続出『おつきさまこんばんは』
おつきさまこんばんは
作者 | 林明子 |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 1986年 |
対象年齢 | 0歳~ |
価格 | ¥990 |
昼と夜のイメージがわきやすくなったようで、夜になるとお月様が出てくるんだ、という認識ができたようです。ベランダから月が出ているか確かめたり、昼でも月が出ていると不思議がったりしています。
おつきさまが雲に隠れてしまうシーンでは息を吹きかけて雲を飛ばしてあげよう!とオリジナルの読み聞かせをしていましたが、子どものツボに入ったようで何度もフーフーと息を吹きかけていました。
暗い夜の空にまんまるなおつきさまが現れ、「おつきさま こんばんは」とあいさつをします。
絵本の中でおつきさまが現れると一緒に「こんばんは」とあいさつをするようになり、日常生活でもあいさつを覚えたとの声が複数集まりました。
あいさつの練習をこの絵本から始めてみてもいいかもしれませんね。
真っ暗な夜空に浮かぶお月様。美しく、静かな絵本です。
寝る前のおやすみタイムにぴったり。
いつもより少しゆっくりと、夜空にいるお月様を思いながら読んでみてください。
3位:おやすみ前に読むと効果抜群『ねないこ だれだ』
ねないこ だれだ
作者 | せなけいこ |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 1969年 |
対象年齢 | 1歳~ |
価格 | ¥880 |
ロングセラーの絵本なので、自分が小さい頃にも読んだ記憶があり、自分の子供にも読んであげたくて買いました。
夜に寝ないで遊んでいるとどうなってしまうのか、絵本を一緒に読んで、ちゃんと寝よう!という気持ちを養えるので良いと思います。
自分自身も、この絵本を読んでちゃんと寝ようという気持ちになったのを覚えています。
寝る前の寝かしつけ絵本の定番となっています。
おーばーけーと言いながら本を自身で運んでくるほど大好きな本となっていますが、布団の下に本を隠したりするので、おばけは怖いみたいですね。
夜は誰の時間でしょうか?ふくろう、くろねこ、どろぼう…いえ、おばけの時間です。
寝ないで遊んでいる子はおばけの世界に連れて行かれます。
夜に全然寝なかった子が、この絵本を読んだ途端すぐに寝るようになったという声が続出し、読みながら学べる部門3位にランクインしました。
大人でもすこし怖いですが、夜は寝る時間だということを子どもに教えてあげるのにぴったりなロングセラー絵本です。
せな けいこさんの切り絵は、書店でも存在感がありますよね。
子ども達も、このお化けちゃんのフォルムや表情に強烈な印象を持つようです。
ちょっと怖がらせてみる?それとも、たっぷりと?
さあ、どんな読み方をしましょうか。
4位:リアルな絵でモンテッソーリ教育にも『くだもの(幼児絵本シリーズ)』
くだもの(幼児絵本シリーズ)
作者 | 平山和子 |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 1981年 |
対象年齢 | 2歳~ |
価格 | ¥990 |
果物を親がつかむふりをして、あーんとするとあーんと口を開けたり…自分でもぐもぐしたり、可愛い姿が思い出です。
今にも食べてしまいそうなリアルなくだものが描かれたこちらの絵本。
くだものの名前を覚えるのにぴったりです。
実はこういった「現実に近いもの」を見せることはモンテッソーリ教育にも最適なんです。
身近な絵本から、モンテッソーリ教育に挑戦したい!という方はぜひ手にとってみてください。
りんご・もも・ぶどうなど、身近な果物がリアルに、鮮やかに描かれています。
絵本の中の果物をつまマネっこをして、「さあ どうぞ」「ありがとう」「パクパク」「ああ、美味しい!」のやりとり。
幸せな時間を運んでくれます。
1歳の絵本のお悩みQ&A
最後に、1歳の子に絵本を読んであげる際に多くのパパママが抱く悩みについて、保育の経験をもとに回答します。
Q.最後まで集中して聞いてくれない。どうしたらいい?
1歳のお子さんは、「今は絵本を読むより遊びたい」「この絵本は面白くない」などの思いを素直に表します。
また、ストーリーを味わうのではなく、絵本の場面に興味を示す傾向もあるため、最後まで読む必要性を感じない場合もあるでしょう。
最後まで聞いてくれないことがあっても、1歳の子はまだそういう発達段階だと思って、あきらめましょう。
そして、寝る前の時間や、外遊びから帰ってきたあとなど、心が落ち着いている時に絵本を開くことを続けてみてください。
2歳以上になるときっと、絵本の時間を楽しんでくれるようになりますよ。
Q.1歳の子どもに絵本を読み聞かせても、ちゃんと理解してくれているのか分からない。大丈夫?
大丈夫です。たとえ、ストーリーを理解していなくても、成長とともに理解できるようになります。1歳のお子さんの対象年齢にあった絵本を選び、読むことを続けてあげてください。
絵本に出てくるものを目で追うこと、登場人物の表情を味わうこと、ものの名前を知ること。それら全てが脳への刺激になります。
また絵本には、お子さんの心を落ち着かせたり、読み聞かせをするパパママとのコミュニケーションツールとしての役割もあります。知育効果十分です。
Q.1歳向けの絵本を選ぶときに、どんな基準で選べばいい?
書店や図書館で絵本を選ぶときは、次のような目線で絵本を探してみることをおすすめします。
- 音やリズムが楽しいもの
言葉をどんどん吸収していく1歳は、音やリズムが楽しい絵本を選ぶとすぐにマネをして言葉を覚えてしまいます。また、親子でマネをすることで、言葉を介してのコミュニケーションの楽しさを味わうことができます。
- 子ども自身が興味を持っている内容が取り上げられたもの
電車に興味を持ち始めたら電車の絵本を、お散歩途中の犬猫に触りたがったら動物の絵本を。今までになく、興味を示してくれますよ。知的好奇心を広げるチャンスです!
- あいさつや生活習慣を学べるもの
「おはよう」「バイバイ」などのあいさつ、手洗いや歯磨きなどの生活習慣をテーマにした絵本が多くあります。絵本から学んで楽しく実践することで、子育てを助けてくれます。
- ワクワクが詰まった「しかけ絵本」
ページをめくり、触ること自体を楽しむ1歳。しかけ絵本は、そんな1歳が絵本に夢中になるきっかけになります。
Q.1歳の子どもに絵本を読み聞かせるときに感情を込めたり、抑揚をつけるべき?
抑揚をつけたり、紙芝居屋さんのように登場人物の声を変えて読む必要はありません。ゆっくりと、ていねいに読むことを大切にしましょう。
単調に読むことで、お子さん自身が想像力を働かせるようになります。
とはいえ、時には思いきり演技を入れて、パパママの熱演を見せてあげてもいいですよ。「絵本を楽しむ」という意味では有効ですし、パパママの懸命な姿を見て、愛情をたっぷり受け取ってくれます。
Q.気に入った絵本しか興味を持たない。好きな絵本だけ読み聞かせても大丈夫?
1歳のお子さんには特に「絵本の時間は楽しい」と思ってもらうことが何より大切です。興味を持った、好きな絵本だけでも大丈夫です。
絵本は1回だけ読むのではなく、繰り返し読むものです。何度も読むうちに内容を深めていくようになりますし、楽しみ方も変わってきます。
自分が好きな絵本を味わい尽くした経験が、後々の絵本好きを育てます。
まとめ
今回は、1歳向けに買ってよかった絵本をランキング形式で紹介しました。
どうぞ、お子さんの成長や好みに合わせてぴったりの絵本を選んであげてくださいね。