専業主婦でも共働きでも、子どもの発達に影響しない4つの秘訣

子どもの発達

子育てはチームで行うもの。子育てフィロソフィの山本ユキコです。

「子どもがまだ小さいのに両親ともに働くことで、子どもの発達に影響があるのではないのか」と相談されたことがあります。

 

※働くことの子どもへの発達の影響については、こちらの記事もご覧ください

保育園はかわいそう?保育園に行っても、母親が見ても子どもの発達や知能に差はない

 

専業主婦でも共働きでも、大切なのは虐待のない「ほぼよい環境」

しかし、子どもをすくすくと育てるために、専業主婦になって完璧な特別な方法を行う必要はありません。発達心理学者のスカーは子育てには、ほぼよい環境 (good-enough) が大事であると言っています (Scarr, 1996)。

あなたが、当たり前にお世話をしていることが、とても大事であるのです。

必要なものは食事・睡眠・衛生・無条件の愛

当たり前の環境とは、食事・睡眠・衛生・無条件の愛この4つが適度にあることだと私は考えています。

赤ちゃんのママは、この4つさえ赤ちゃんに適度にあげておけば大丈夫。

適度に栄養バランスが取れていて、適度に寝ていて、床が見えるくらいのリビングで、それなりにお風呂にも入って、一日数回ハグしておけば、

共働きでも、専業主婦でも関係なく、子どもの発達は健全に進みます。ゴールのない「赤ちゃんにとって完璧な環境」を目指す必要はありません。極論、虐待さえなければ、子どもは健全に発達していくのです。

……しかし、この4つのお世話にどれだけの大人の労力がかかっているか。むすめが離乳食が終わり、イヤイヤ期がが終わるまでのお世話のことを思い出すと、泣きそうになるぐらい大変でした。ここまでの労力でそりゃもう充分です。

一生懸命になりすぎて、ママに余裕がなくなり「そのままでいいよ。生まれてくれてありがとう」という、無条件の愛を赤ちゃんにかけることを忘れがちにならないように気を付けてください。

無条件の愛といっても、寝る前かお風呂でハグをして「生まれてくれてありがとう、そのままのあなたが大好き!」といっておけばチャージはOKです。

あなたは、もう十分頑張ってますよ。

もし、子どものためにと頑張ることで、ママの余裕がなくなりそうなら基本のお世話(ハグも含む)だけで子どもの発達にとっては十分であることを思い出してください。

【引用】

Scarr, S. (1996). How people make their own environments: Implications for parents and policy makers. Psychology, Public Policy, & Law, 2, 204–228.

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